東京五輪の柔道男子100キロ級で金メダルを掴んだウルフ・アロンさん。まるで一匹狼のようなカッコいいお名前は本名なのですね。
バラエティー番組などに出すぎとも言われているようですが、それには理由があって、深いいのです!
アメリカ・オハイオ州出身の父、ウルフ・ジェームスさん(駒澤大学講師)と、日本人の母・美香子さんの間に生まれたウルフ・アロンさん。
父親のウルフ・ジェームスさんは駒大のホームページで紹介されていました。https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/teachers/globalmedia/globalmedia.html
お名前は、ウルフ(姓)・フィリップ(ミドルネーム)・アロン(名)さんなのですね!
ずっと日本で生活されているからなのか、日本では、日本式の姓→名の順に表記されているようです。
・6歳の時に講道館にある春日柔道クラブで柔道を始める。
引用:Wikipedia
・小学校3年の時に都大会で負けたことをきっかけに、指導者・向井幹博の指示によりそれまでの右組みから左組みに変わった。
・中学では学年3位の成績を取るほど真面目に勉強した!
・高校では柔道をやめてアメリカンフットボールに取り組む予定だったが、中学2年の時に1年後輩の村田大祐に練習で何度も投げられるうちに悔しさがこみ上げてきて、それをきっかけに柔道に力を入れるようになった。
特技が魚捌きとあるように、料理が得意だそうです。
柔道の得意技は、大内刈り、内股。 座右の銘は、「夢は大きく、目標は身近に」。
英語はまったく話せないというウルフ・アロンさんは、その見た目から外国人に話しかけられて困惑することもあるそうですが、なぜかお父さんの英語だけは理解できるのだとか。
ウルフ・アロンさんは自身のお名前にちなんでアロンアルファのCMに出演されていました.
そういえば見たことあるかも・・・
このつぶやきがきっかけとか・・・言ってみるもんですね(笑)
東京五輪の柔道日本代表選手たちの記者会見でも、「ウルフ・アロンを知ってもらうことで、柔道ファンが増えれば」と、柔道をもっと広めたいという趣旨の話をしていたウルフ・アロンさん。
金メダリストになり活躍したことで、注目される機会を得てメディアに出ることは、ふだんはそんなに注目されることのない柔道という競技について知ってもらいたい、認知度向上につなげたい、との思いからなのだとか。
柔道を普及させたいという強い意志を感じますね。
東京五輪後のテレビやラジオの出演数は半年足らずで100回にのぼるそうです。
3年前のインタビューでも、「柔道選手の知名度を上げていかないと柔道人気も上がってこない。試合がない時はできるだけ(メディアに)出たい」のだと仰っています。
オリンピックのような大きな大会の後は休むことも必要で、休養すればと批判されることもあるようですが、柔道という競技のPRをされることも大事にされているのですね。
金メダルを手にした東京五輪後、柔道のPRに奔走してきたウルフ・アロンさん。
マネージャーもその思いを汲んで、本人から要請されなくとも柔道教室をセッテイングしてくれることもあるそうです。
イベントや柔道教室で子どもたちと交流する機会がある際は、もちろん金メダルを持っていく。「みんなに持ってもらって、見てもらって。それが子どもたちのモチベーションになり、いつか五輪で優勝するような選手になりたいと思ってもらうためのものだと思っている。」
「だからたぶん、金メダリストの中でも一番ぼろぼろの金メダルだと思う。」とコメントされています。
街を歩いていると「アロンアルファ!」と言われることもあるというウルフ・アロンさん。
柔道愛の強さがよくわかりました。
日本のお家芸・柔道がもっと子どもたちに広まっていくといいですね。
これからもウルフ・アロンさんの活躍を応援しています!!