平原綾香「Jupiter」誕生秘話!亡き父はいつも心の中に

アーティスト

2003年、イギリスの作曲家・ホルストの組曲「惑星」の第4曲「木星」を原曲にした「Jupiter」で歌手デビューを果たした平原綾香さん。

圧倒的な歌唱力で多くのファンを得て順調に活動されている中、昨年マルチサックスプレィヤーである父の平原まことさんとの死別を経験されました。

大ヒット曲となった「Jupiter」誕生のお話とともにお伝えします。

スポンサーリンク

平原綾香 プロフィール

引用:music voice

平原綾香(ひらはらあやか)
生年月日: 1984年5月9日
出身地: 東京都
両親: 平原まこと(1952年5月2日-2021年11月26日)
兄弟姉妹: aika(姉)
身長: 156cm
ジャンル: J-POP
学歴: 洗足学園音楽大学ジャズコースサックス専攻

デビューのきっかけは、高校の文化祭の時にミュージカル『天使にラブソングを2』でリタ役を演じ「Joyful Joyful」を歌い、ドリーミュージックの社長の目に留まったことからだとか。

そんな本格的な文化祭をする高校とは!?
平原綾香さんは洗足学園大学付属高等学校(現在:洗足学園高等学校)音楽科でクラシックのサックスを学んでいたようです。

姉のaikaさんもシンガーソングライター・サクソフォンプレイヤーで、アメリカ、ロサンゼルスを拠点に活動されています。

引用:Tokyo FM
祖父の平原勉さん

また、祖父の平原勉さん(1915年 – 1985年)もトランペット奏者だったそうで、平原家は音楽一家だったのですね!!

デビュー曲「Jupiter」との出会い

大学1年生の時、ラブソングでデビューすることが決まっていたという平原綾香さん。

しかしその2年前にアメリカでは同時多発テロが起き、世界が混とんとしている中で、少しでも癒される曲の方がいいんじゃないかと漠然と思っていたとか。

そんなとき、たまたまクラシックの授業でホルストの組曲を聴いて涙が止まらなくなったのだそう。

そして直感的に「この曲に日本語の歌詞をつけて歌いたい」と思ったことから、あの名曲Jupiterが誕生したのですね。

2004年、最大震度7を観測した新潟県中越地震が発生した際には、被災地の人々を勇気づける曲として「Jupiter」が数多くリクエストされたそうです。

また平原綾香さん本人もその翌年、復興を祈願する花火大会で「Jupiter」を披露されています。

色々な人から「ありがとう」と言っていただいて、自分の歌や歌詞を聴いてくれている人がいることを実感し、こういう方たちのおかげで自分自身、歌うことへの意志や責任感を強く持つことができた、と平原さんは語っています。

2017年、リトグリがカバー!

ドラマ「陸王」の劇中歌としてリトルグリーモンスターがカバーして話題になりましたよね。若い方はこちらの方が記憶にあるかもしれませんね。

昨年亡くなった父・平原まことさん

引用:tv-asahi.co.jp

2021年11月26日、平原綾香さんの父であるサックス奏者の平原まことさんが、胃がんのため69歳という若さで亡くなられました。

スタジオミュージシャンとしては海外でも数多くのレコーディングに参加されていますし、日本では、安全地帯、谷村新司、B’z、スピッツ、山下達郎、さだまさしなどのミュージシャンのレコーディングやライブに参加。

また『8時だよ!全員集合』にサックス奏者として出演していた時期もあるそうです。

特にさだまさしさんとの親交は深く、綾香さんも「さだパパ」と呼んでいるほど仲が良く家族ぐるみのおつきあいだそうですね。

まことさんが無くなられた翌日に更新されたさだまさしさんのインスタグラムには追悼と綾香さんへのエールの言葉がつづられています。

まこっちゃん、寂しいよーーー
長崎、同い年。
一杯、一杯、同じステージに上がってくれた戦友!
病気と闘い、頑張ってくれてたんだけど、残念だ残念だ残念だ。
まだ頭の整理がつかない。信じられない。
音楽界にとっても、超一流のサックス奏者を失ってしまった。
たくさんのステージの思い出は宝物だよ!!

綾ちゃん、頑張れ!!!

平原綾香さんもさだまさしさんにずいぶん励まされたことでしょう。

終わりに

1年前に平原まことさんという偉大でとても優しいまなざしのお父さんを亡くされた平原綾香さん。

生きている限り誰もが避けては通れない肉親との別れですが、こんなにも悲しいことだったのかと実感されたそうです。
友人のお父さんが亡くなったときに私は本当に寄り添えていただろうか?と回顧されています。

平原綾香さん。今後もご活躍を応援しております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました