関西人ならだれもが知っている人気長寿番組「探偵!ナイトスクープ」。
2019年11月に局長が2代目西田敏行さんから3代目松本人志さんへ交代したことはまだ記憶に新しいですが、その局長を引き受けた理由を2022年6月、番組の冒頭で松本局長が明かしました。
また、懐かしい歴代局長と秘書の歴史も振り返っていきます!!
2022年6月10日放送回の冒頭、いつものようにオープニングテーマ曲とともにテロップが流れました。
依頼文が読み上げられる前に、局長と探偵である芸人たちのちょっとしたトークが放送される時があります。
この日松本局長は、「あのー皆さん、ワタクシ局長になんでなったかって知ってます?」と話し始めました・・・ざわつく探偵たち。
「えーーーなんで!?」突然の切り出しに神妙な面持ちの探偵も。
局長「色んな理由ありますよ!」
探偵「お好きやったから?」
局長「もちろん好きなんですけどー。東京にいると、あのー見れないんですよ、リアルタイムとゆうか」
探偵「あーーー」
局長「けっこう何週間か遅れでしか見れないからぁ、局長になってしまえば、(またしても探偵の「あー」とゆう声)もうリアルタイムで見るからぁ(探偵と秘書の笑い声)だからもうなってしまえってゆう、それが理由なんよ!一番大きな理由。」
「えーーっ!」と一斉に驚く探偵たち。
松本局長は続けざま「でも最近Tverで見れるじゃないですか?」
探偵「見れますねー」
局長「てことはもう局長の意味は・・・」
探偵「それのみじゃないでしょ理由!?」
局長「スマホで全国どこでも見れるからぁ、別に局長じゃなくていいじゃんてゆう。」
とここまででしたが、この回はこんな風に始まりました。
松本局長、リアルタイムで(とゆうか放送より早く)見たいがために局長を引き受けられるほど、この番組がお好きだったのですね‼
Tverで見られるようになっても、どうか末永く局長をお続けになってくださいませ!!
それでは、今年35年目を迎えるこのおばけ長寿番組「探偵!ナイトスクープ」の歴代局長と秘書の方々を振り返って紹介していきます。
上岡龍太郎 (1988年3月5日~2000年4月)
12年の長きに渡って局長を務められた上岡龍太郎さんは、ナイトスクープ時代は46歳から58歳くらいだったと思われます。
上岡さんはとても厳しい局長だったようで、探偵にクビを宣言したり ><
番組初期の『恐怖の幽霊下宿』のVTRでは、
「レベルが低すぎて話にならん!何の実証もされてないわけでしょ!こんなこと絶対許せません!」と激怒して収録中に帰ってしまったこともあったとか。
そんな上岡局長は2000年3月に芸能界を引退されることになり、ナイトスクープの局長は2000年4月放送分まで務められました。
西田敏行(2001年1月26日~2019年11月22日)
西田局長、なんと上岡局長を上る19年近くにわたって局長を務められました‼︎
人情派で、感動ものの依頼にはハンカチで涙をぬぐうシーンがよく見られました。
局長時代は53歳から72歳だった西田敏行さん。
長い間楽しませていただき、本当にありがとうございました。
松本人志(2019年11月29日~)
はい!現在の言わずと知れた、松本人志局長です。上の画像は最高顧問のキダ・タローさん(浪速のモーツァルト♪)もご一緒ですね。
松本局長は2023年6月現在、59歳です。初代局長、2代目局長のようにできるだけ長く続けていただきたいものですね!
こんな依頼をされていたこともありましたね・・・。
続いては秘書の紹介です。
松原千明(1988年3月5日~1989年5月6日)
懐かしいですね、松原千明さん。石田純一さんの元嫁で、モデルのすみれさんのお母さんですね。
秘書を務められた期間は1年と2か月。石田純一さんとの結婚を機に番組を降板されています。
まさかこんな長寿番組になるとは、松原千明さんは夢にも思わなかったことでしょう。
岡部まり(1989年7月1日~2010年4月9日)
上岡局長と西田局長時代の2代に渡って秘書を務められました。その間なんと20年以上!!
実は岡部まりさんが番組史上、一番長くいらした方だったのですね。
ずっとお変わりなくお綺麗で、まりちゃんと呼ばれて親しまれていましたが・・・
2010年7月の50歳当時、参院選(大阪府選挙区)出馬のためナイトスクープを降板されました。
61万票以上の票を得ましたが惜しくも次点で落選されています。
松尾依里佳(2010年9月3日~2018年1月19日)
大阪府交野市出身のこのかたは京都大学経済学部出身のタレントさんです。
クイズ番組「Qさま‼」でもよくお見かけしましたが、ナイトスクープは初のレギュラー番組だったそうです。
バイオリニストでもあるので、2016年3月16日放送回の「髪の毛で作るバイオリンの弓」に登場し、演奏もして依頼の解決に一役買ったこともありました。
そんな松尾依里佳さんは第1子出産のため、7年半務めた秘書を卒業し番組を降板されました。
増田沙織(2019年11月29日~)
松本局長とともに秘書に就任したのは、朝日放送テレビに2019年4月1日付けで入社したばかりの増田沙織アナウンサーです。
慶応義塾大学法学部卒で5歳から9歳までアメリカ(ニューヨーク)で過ごした帰国子女だそうです。
アナウンサーになるべくして生まれてこられたような容姿と経歴の持ち主ですよね。
増田アナも大笑いされる一方で涙もろいところがあり、感動のVTR後に涙ぐんでいる様子が時々見られ、そんな時には西田局長が思い出されます。
先日6月23日は初代局長・上岡龍太郎さんの追悼回。
上岡局長時代の懐かしい名作VTRが放送されました。
そして最後にひと言、と言われた松本局長が話し出すと・・
「はい、そうですね、上岡さんに残していただいた偉大な番組ですから、我々本当に頑張って、あのー引き継いでいかないといけないと思いますし、
僕、一応3代目局長させていただいてますが、4代目真栄田局長になるまでは・・(えーーー!!)
真栄田探偵、少し考え?・・・
「いいよ~!」
「軽めのいいよw」「軽く言うな!」などといじられ終了しました(笑)
しんみり終わるのもなんなので松本局長のリップサービスだったのかもしれませんが、後々本当にそうなっていることもあるかもしれませんね・・
5月16日、また悲しいお知らせが耳に入ってきましたね。
ナイトスクープ最高顧問であるキダ・タローさんが5月14日に93歳で亡くなられました。
4月19日の放送が最後の出演となってしまったそうです。謹んでご冥福をお祈りいたします。
松本局長が就任して早くも3年半以上の時を経て、上岡局長のご逝去の報道は本当に悲しく、このようにまとめさせてもらいました。
最後までご覧いただきありがとうございます!!
関連記事