9歳の娘に食事を与えず低血糖症で入院させ、共済金6万円をだまし取ったとして、大阪府警は18日、大阪府大東市のパート従業員、縄田佳純容疑者を詐欺の疑いで逮捕しました。
我が子にこんなひどい仕打ちをしてまで金を搾取したこの母親の顔写真が公開されました。
縄田佳純、34歳。(アパートも特定:大阪府大東市御領2丁目1-18 シャーメゾン森川)
娘を犠牲にして苦しめ、搾取したお金は外食やエステにあてていたとか… また入院させた直後には交際相手を旅行に誘ったり、友人を岩盤浴に誘うなどしていたといいます。
この、一見 優しそうに見える笑顔の裏に隠された本性が怖いです。
1月下旬、我が子に食事を与えずにケトン性低血糖症にさせた当時8歳の娘を大阪府内の病院に6日間入院させ、共済金を搾取した容疑で逮捕された縄田佳純容疑者。
娘は5年前から同様の症状で40回以上入退院を繰り返して、この容疑者は約570万円を受け取っていたといいます。
縄田容疑者は娘に食事を与えなかったり、下剤を飲ませたりしたとして傷害容疑で逮捕・起訴されました。
母親に対し、「食べてもいいですか?」と敬語を使っていたようですね。それでも食べさせてもらえなかった様子、辛いです。
入院前の3日間はほとんど食べ物を与えていなかったといいます。自分の娘なのに… 他人の子でもこんなことはできませんが。
さらに入院中に母からピンクの変な薬(下剤)を飲ませられ、それを飲むといつもゲーする(吐く)と言っていた娘さん。
お医者さんによると、下剤を使えばますます脱水がひどくなり、最悪の場合けいれんを起こして意識もうろうとなり、場合によっては脱水が進行して低血糖となると死に至ることもあるということです。
これは退院を遅らせる目的だったとみられています。本当に悪質で痛ましいです。
入院中の娘に電話やメールで「食うなよ、寝とけ」「夜も食べんと、しんどいって言って寝とき」などと指示、娘の携帯電話のスピーカーから漏れ出た声を看護師が耳にしたことから事件が発覚しました。
この鬼畜ともいうべき母親は、その日の午前から夜にかけても娘に、
「しんどくてたべれないってちゃんとゆいや」「けいさつにゆっとくわ。うそつきやから、もうそだてれませんて」など脅迫するような文面を送っていたといいます。
わずか9歳の娘にこんな仕打ち、信じがたいです。
母親の虐待を疑う声は昨年10月に大阪府大東市に寄せられていたのです!
同市によると、昨年10月18日、「罵声を浴びせている」「ご飯を食べさせていない」といった匿名のメールが届いていた、
担当職員は同20日、娘に生活状況を聞き取ったほか、母親にも話を聞いたが、やせ細っている様子もなかったので、虐待の兆候はないと判断。(いやしかし、ガリガリだったという周囲の証言がありましたよ)
その後は「見守りが必要な世帯」として関係機関と情報を共有したが、大阪府警への通報はしていなっかったということ。
もう一歩踏み込んでほしかったですね… このような事件が明るみにでる時にはいつも思うことですが、この娘さんは母親の手前、怖くて本当のことが言えなかった、と考えてくれる大人がいなかったのか…
母親から、余計なことを言うな!と口止めされているということが十分考えられますよね、、ともかく病院の看護師さんには感謝です。
警察の取り調べに対して、縄田容疑者は「故意に娘を低血糖にさせていないし、金をだまそうと思ってしたことではありません」と容疑を否認しているということです。救いがたいです。
まだ10年も生きていないこの娘さんが、今後はこの母親から離れ、健やかな人生を送られることを願ってやみません。