ドラマや映画などの話題作への出演が途切れることのない女優の奈緒さん。
あらゆる役を演じ切り、カメレオン女優とも評される奈緒さんのことが気になってもっと知りたくなりました。
高校1年の時、地元・福岡の天神でスカウトされ、モデル事務所カバーガールエンターテインメント(CGE)に所属。
2015年、20歳で単身上京。
『美女と男子』(NHK総合)、『謎解きLIVE [四角館の密室] 殺人事件』(NHK BSプレミアム)などのテレビドラマに出演。
また、ダイハツ・ウェイク、スプライト、HottoMottoなどのCMに出演。
2016年6月公開の『雨女』で映画に初出演。
順風満帆に活動されているようですが、意外にもNHKの朝ドラオーディションには落選続き。
2015年度前期の『まれ』、2017年度後期の『わろてんか』は最終審査で落ちてしまったそう。
しかし2017年、芸能事務所アービングに所属し、芸名を本名の「奈緒」に改名すると・・・
22歳の時に‟本田なお”から現在の芸名に改名した奈緒さんは、それを機に運が開けたことを実感。
2015年と2017年に落選が続いたNHK朝ドラのオーディションに、改名後に初合格したのです。
3度目の挑戦となった朝ドラ『半分、青い。』(2018年度前期)のオーディションでは、ヒロイン役には最終審査で落選したものの、後の親友役のオーディションにて木田原菜生(なお)役に選出。
奈緒というお名前は、生後7ヵ月の時に急逝した父親が「たくさんの人に愛されるように」という意味を込めてつけてくれたのだそう。
前の芸名である本田なおは、好きな漫画から名字を拝借し、下の名前は見た目のバランスからひらがなにしたのだとか。
そんななんとなくつけた芸名で活動を続けていった先の上京2年目・22歳のとき、親が命名してくれた名前を使っていないことへの引っかかりに気づき、本名の奈緒として再出発することを決めます。
改名するにあたって、母親と二人で父が眠る墓前を訪れた奈緒さん。
父が生きていたら芸能界での活動を反対するだろうと思ったので、そんな世界でお父さんにもらった名前で頑張りたいと報告しました。奈緒という名前で改めて頑張るから応援してくださいと、父に伝えるのと同時に自分にも言い聞かせる形で。自分の中で1つの覚悟ができたような気がしました。
引用:神戸新聞NEXT
人によってはタイミングや、偶然と言われるかもしれないけれど、現在の芸名である‟奈緒”に変えたことで、風通しがすごくよくなった感覚があるという奈緒さん。
「奈緒という名前は氏名であり使命だと思っているので、奈緒で活動する以上、自分が携わった作品がたくさんの人に愛されるような役者になりたい」という気持ちになったそう。
2019年4月期には『のの湯』(BS12)で連続ドラマ初主演。
『あなたの番です』(日本テレビ系)のストーカー役では第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞‼
『半分、青い。』での共演ですっかり親友になったという永野芽郁さんと、4年ぶりに再び共演したのは 映画『マイ・ブロークン・マリコ』。
またもや永野芽郁さんの親友役(イカガワマリコ)を演じました。
2022年10月スタートのドラマ『ファーストペンギン!』で地上波初の民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演。
2023年4月期のドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ)の吉野みち役はもう、すごい話題でしたよね!!
2024年1月からは「春になったら」で父親役・木梨憲武さんと共演。
かわいいだけではない演技派女優、奈緒さんについてまとめてみました。
お父さんのつけてくれた素敵なお名前で、今後も活躍されることを期待しております‼