政治家・小泉進次郎氏による「小泉構文」。聞き覚えのある方もいらっしゃると思いますが、具体的にはどんなものなのでしょうか?
それは「同語反復」というらしく、要するに「主張」と「理由」が全く同じ内容のことなんだそうです。
小泉進次郎氏のそんな名言からの気になる学歴、幼児にまで気をつかう話などをまとめてみました。
生年月日: 1981年4月14日
出生地: 神奈川県横須賀市
出身校: 関東学院大学 経済学部経営学科
コロンビア大学大学院
前職: 戦略国際問題研究所 非常勤研究員
衆議院議員秘書
所属政党: 自由民主党
称号: 修士(政治学)(M.A.in Political Science)
配偶者: 滝川クリステル(2019年-)
小泉純一郎氏の次男として誕生。
産まれて間もなく両親が離婚し小泉家が引き取ったため、多忙な父に代わって純一郎氏の実姉で同居する道子さんに育てられます。
その伯母・道子さんを実の母と信じ、「ママ」と呼んでいた進次郎氏。
父は姉と息子たちの関係(叔母と甥であること)を伝えておらず、中学生だった進次郎氏はその事実を知って驚きます。
しかし、2016年8月に道子さんが他界されるまで実の母として大切にしていたということ、ご立派ですね。
1988年(昭和63年)に関東学院六浦小学校に入学、大学卒業まで関東学院で過ごし、
関東学院六浦中学校、関東学院六浦高校ではスポーツ、特に野球に熱中していたようです。
2001年(平成13年)4月26日、進次郎氏20歳時に父・純一郎氏が内閣総理大臣に任命されます。
2004年(平成16年)3月、関東学院大学 経済学部経営学科(2024年現在の偏差値35~40)を卒業。
その後、「コロンビア大学大学院に行きたい」と言い出した進次郎氏。
東大卒でも簡単には入れないコロンビア大学に入るにはやはり父・純一郎氏の力添えがあったよう。
大統領特別補佐官に電話で相談して、もらったアドバイスは、
「『父の跡を継ぎ首相になる可能性があること』を小論文や推薦状で協調するように」ということ。
関東学院大学の教授にその秘策を伝授すると、入学のプロセスとしては「例外中の例外」と言われる「条件付き合格」。
関東学院大学から天下のコロンビア大学へ!という一風変わった経歴にはこんな実情があったよう。
圧倒的な英語力不足により、条件は、
「TOEFLのスコアが600点に達するまでコロンビア大学内の語学講座で英語の授業を受ける」こと。
これに従い1年ほど英語を学び、
2005年9月より、知日派で米国要人と太いパイプを持つジェラルド・カーティスに師事して修士課程をスタート。
2006年(平成18年)に政治学で修士の学位を取得。
その後、米国にあるロンドンタピストック人間関係研究所配下の戦略国際問題研究所 非常勤研究員を経て2007年(平成19年)に帰国。
それ以後は父である純一郎氏の私設秘書を務める。
さぁ、巷でうわさの【小泉進次郎構文】についてみていきましょう。
プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてないんですけど。
いや、知ってるでしょ。意外に。
私の父は小泉純一郎です。意外にこれ知られてない。
これも、国民み~んな知ってますって‼
雪が積もるってことは、雪が降っているってことなんですよ。
おっしゃる通りでございます。
未成年飲酒?そりゃ、子どもがやることだよね。
そうだよね~。
夜景を見るなら、断然 夜だよね。昼間じゃ見えないもんね。
はい、ありがとうございます。
自由があるのが自由民主党。自由がないのが民主党。
はぁ、そうなんですね…。
自分が話している姿を映像で見るのが一番のコミュニケーションの勉強です。
そんなコミュニケーションの勉強法があったのか‼
緊張して困るとき、それはもう全力でリラックスするしかないよ。
はい。やってみようと思います。
地元ってのはまさにホームタウンなんだよね。深いよね。
深いかな・・・?
誠実に答えないなんて、不誠実だよね。誠実さが大事なんだよ、ほんとに。
進次郎さん、あなたは誠実な方ですね!
ハローワークに午後から行く予定、ということは無職なんですね。
まぁ、そういうことですよ…。
2月ってことは、あと1年でまた2月がくるってことだよね。楽しみだね。
ちょっとクリステルさ~ん! ご家庭でもこんな会話が繰り広げられてるの!?
このプレゼント、頂きものなんだよね。でも、気持ちはこもってるよ、きっと。
え、どゆこと???
辞任するとは言ったけど、辞任するとは言ってないんだよね。これ、重要。
一節前に発言したことを忘れてる? もしや認〇症の兆候では…?
今月39歳の誕生日を迎えるわけですけれども、来年は40歳になるということです。
そうです、「不惑」間近でそんなこと言ってちゃいけませんっ‼
日本で1分が過ぎている間にも、アフリカでは60秒が経過している。すごくない?
そ、そうですよ。紛れもなく。
悲観的な考えしかもてない人口1億2千万人の国より、将来を楽観し自信に満ちた人口6千万人の国の方が、成功事例を生み出せるのではないか。
・・・。少子化対策は早急にどげんかせんといかんレベルでは?
政治に無関心であることは、政治に無関心のままでいられると思います。だけど、政治に無関心でいられる人はいません。
もう~、何言ってんですか!?
自分のターンが終わったら、そりゃ相手のターンがくるよね、当然。
だから、もっともらしく何言ってるんですかー!?
ステーキやっぱり食べたいですね。毎日でも食べたいね。毎日でも食べたいということは、毎日でも食べているということではないです。
そりゃあそうでしょう。くどいな…
3人家族でマスク2枚なら、1枚足りないんですよ。
幼い子にもわかるよう、算数の説明してる?
初対面の時思ったんだ。まるで初めて会ったみたいだって。
うん、それ合ってるけどね。
眠くないときって眠れないよね?これって人生の真理じゃない?
なんか哲学的なこと言ってます?
明日から三連休なんですね。つまり三日間の連休、これすごいことですよ。私はセクシーに過ごしたい。
はいはい、クリステルさんと仲良くね。
反省をしていると申し上げましたが、反省しているんです。
そんな強調するほど何を反省していたんでしょうか?
ただ、これは私の問題だとは思うが、反省していると言いながら、反省している色が見えないというご指摘は、私自身の問題だと反省しています。
いったい何を反省されたのか存じませんが、なんだか煙に巻かれた感がします。
調査では増えているから、増えたかどうかもう1度調査する必要があるかもね。
なんのことかはわかりませんが永遠に調査が続きそうです。
私は以前、演説をしているときにお茶のペットボトルを投げつけられたことがあったんです
え、それはさすがに酷すぎますよね!!
安倍首相の件もありますし、対策や覚悟についてのお考えは!?
だからこそ、私は、そのペットボトルの銘柄を一生忘れないんです
進次郎さん? そこじゃないでしょーー!!!
くっきりした姿が見えているわけではないけど、おぼろげに浮かんできたんです。46という数字が。
これは、2021年4月23日夜に出演したTBS系「NEWS23」のインタビューでの発言です。
地球温暖化を止めるため、2030年までにCO2(二酸化炭素)を13年比で46%削減する、という政府の目標数字について問われ、珍妙な回答をした進次郎氏。
数字がおぼろげに浮かんでくるとはなんだかスピかぶれな様相を呈しているようですね。
しかしご本人は発言が切り取られている、と不服だった様子。
ネット上では、「誰か何とかしてくれ」「薄っぺらすぎる」などの意見が。
日本は今のままではいけないと思っています。えー、だからこそぉ…日本は今のままではいけないと思っている。
これぞ、THE・進次郎構文‼
これ、海外メディアでは、「I have no idea」と訳されたそうです(汗)
日本語特有のあいまいさで煙に巻いても、英語では簡潔に訳されて恥ずかしいですね。
2016年1月、社会学者・古市憲寿氏の誕生パーティーでのこと。
六本木ヒルズでの高層階のパーティールームで、人気俳優やミュージシャン、政治家や作家らセレブの集うきらびやかな宴の場。
ある著名人カップルのお子さんである幼児(男の子)が会場を走り回っていたそう。
その子が、高く浮かんだ風船を指さして「あれ、ほしい~」と叫んでいました。
コラムニストの中森明夫さんがスタッフを呼び、はさみでひもを切ってもらい、幼児に風船を手渡しました。
仲良くなった幼児と「一緒に写真撮ろうか?」となり、見ると、向こうに小泉議員の姿が……。
「進次郎さ~ん、○○ちゃんと写真撮ろうよ!」と声をかけると、彼の顔はこわばったそう。
進次郎氏「あのー、○○ちゃんが撮りたいというのなら……」
「撮りたい~‼」と幼児は駆け出して、進次郎氏の脚に抱きつき、笑い声が上がって、にぎやかな撮影会となったのだとか。
その時の進次郎氏の顔を思い出し、これまでメディアで一度も見たことがない表情に、あれはいったい何だったのだろうと思った中森氏。
翌年1月の古市氏の誕生パーティーで進次郎氏と再会したとき、1年前の短い接触のことを談笑。
中森氏「写真を撮りましょう、と声をかけたら『〇〇ちゃんが撮りたいというなら』と言ったでしょ。あれには驚いたな。あんな幼い子供に気をつかって」
すると進次郎氏は微笑んで、
「いや、中森さん、あれね……ほら、僕がいろんなところへ遊説に行くと、必ず親御さんが小さなお子さんと僕との写真を撮ろうとするんですよ。でもね、子供の顔を見ると、本当は喜んでないんじゃないかなって……」
これを聞いた中森氏は、へぇ~、と思ったそう。
まともな感覚をもっているんだな、この人は……と感心したのだとか。
あの小泉純一郎の子息にして、28歳で国会議員となり、常に注目を浴び続けて圧倒的な知名度で、行く先々で人々に取り囲まれて小さな子供を抱かされ、いつも満面の笑みで写真撮影に応じている。
希代のスター政治家が、内心では「この子供は、本当は喜んでいないんじゃないか?」と気をつかっていたとは!
と、その繊細さや人の心を思いやる気持ちに驚いたのだそう。
彼が(時に冷徹な決断を要求される)最高権力者となるのに、有利に働くか、または弱点となるか、それはわからない。とも。
引用元:毎日新聞 (2024年9月18日夕刊)
心優しい進次郎さん。先日、農林水産大臣となられましたね…
早急に国民の主食、米の価格を何とか安くしていただきますよう、手腕に期待しております。