NHKの「みんなのうた」で1981年12月から1982年にかけて放送されていた、コンピューターおばあちゃんという曲をご存知でしょうか?
現在までに何度も再放送されている「コンピューターおばあちゃん」の編曲を手がけたのは巨匠・坂本龍一さんだったのですが、当初の映像には不適切な画像が映っていたそうなのです。
高齢になっても元気で博識な祖母をコンピューターにたとえた歌、コンピューターおばあちゃん。
作詞・作曲は伊藤良一さん。
東京放送児童合唱団の酒井司優子(さかい しゅうこ)さんという女の子(当時)がかわいい声で歌っています。
小学生の「僕」の目線から、明治生まれのかくしゃくとしたおばあちゃんのことを表現…
宇宙船のスクリーンに右から左に流れる文字が、「I LOVE YOU・・・YMO・・・FF・・・FF」と出てくるシーン、お茶目ですね^^
(FFというのは、コンピューターのメモリーのすべてのビットが1になっている場合、16進数ではFFである、ということだそうです… わかる人にはわかるのでしょうね^^;)
当初 放送されていた映像には、微笑ましいおばあちゃんに混じって不適切な画像が!?
NHK「みんなのうた」の楽曲『コンピューターおばあちゃん』に不適切な映像が含まれていることがわかり、NHKは2日、映像を手直しすると発表した。
この曲は、バイクに乗って宇宙を疾走する「おばあちゃん」のアニメーションが使われ、1981年12月の初放送後、たびたび再放送されている。2004年にDVD化され、通信販売で5000セット売られたが、それを見た人の指摘で、おばあちゃんの背景に女性の尻や胸、下着姿の写真がそれぞれ約0.1秒ずつ映っていることが判明した。NHKは通信販売の名簿を基に、購入者に新たに手直ししたDVDを送り、古いDVDを回収する。
また映像が手直しされるまでは放送しないことも決めた。
2010年4月2日 読売新聞
えーー!けっこうモロじゃないですか!?
おばあちゃんを目隠しに使わないでー!!
この映像をバックに「Let’go! おばあちゃん」とは><
こちらもしかり!!
これはなんのサブリミナル効果があるのでしょうか・・・
この映像素材は、1981年12月の初放送以降近年までされてきており、『みんなのうたスペシャル-年代別セレクション』では、本曲の当該部分において、黒色で書かれた記号の内容と背景の色がそれぞれ変化するように修正され、それ以降2013年4月-5月以降の放送では、修正された映像が放送されました。
以下は、NHKのコメントです。
酸いも甘いもかみ分けるおばあちゃんの人生経験をイメージって… 苦し紛れな感がすごいです。
「コンピューターおばあちゃん」を歌っていた、酒井司優子(さかい しゅうこ)さんの情報はみあたらなかったので・・
オリジナル曲を歌っていた、伝説のバンド、コスミック・インベンションをご紹介。
当時 中学生テクノバンドとして注目を集めたコスミック・インベンションは、YMOの武道館公演のオープニングアクトを経て、翌81年にデビュー。
「コンピューターおばあちゃん」などシングル3枚、アルバム1枚を発表して82年解散。
ドラムを叩きながら歌う森岡みまさん、かわいいですね。
1967年2月4日生まれの森岡みまさんは、その後、MIMA名義でアニメ『魔法の妖精ペルシャ』主題歌「おしゃれめさるな」を担当し、DIO、七福神などのバンドに参加。
また、音楽番組のアシスタントや薬膳料理師、レストラン経営など、多岐にわたって活動。2016年11月には、1stソロ・アルバム『Covenant Of Love』をリリースされています。
このコンピューターおばあちゃんがまた再放送されると聞いて、頭の片隅にあった記憶を手繰り寄せながらまとめてみました。
ご覧いただきありがとうございます!!
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