メンバーチェンジをしながら現在も活動中のバンド・WANDSの初代ボーカリスト、上杉昇さんは今どうされているのでしょうか・・・
人気絶頂時にWANDSを脱退した理由と、その後に激しく変わっていくルックスを時系列で追ってみました!
上杉昇 プロフィール
上杉昇 別名 : SHOW WESUGI、Show 本名: 鈴木 昇(すずき のぼる) 生誕: 1972年5月24日 出身地: 神奈川県横須賀市 身長: 172cm 血液型: A型 活動期間: 1991年- レーベル: pojjo record(ポジョ・レコル)
今年でデビュー32周年を迎えるWANDSの初代ボーカリストだった上杉昇さんは、中学生の頃、ガンズ・アンド・ローゼズのビデオを観て音楽の道に進むことを決意。
日本のバンドではLOUDNESSに憧れていたため、当時LOUDNESSが所属し、後に自らも所属することとなるビーイングの音楽スクールに通い始めます。
BEING音楽振興会でのオーディションでも上位となり、主催者の音楽プロデューサー長戸大幸氏の目に止まり、同オーディション出身の柴崎浩氏とアレンジャーで作曲家の大島康祐と出会い、WANDSを結成。
1991年~1996年、WANDSのボーカルとしてシングル11枚、オリジナルアルバム4枚をリリース。
1996年にグループ活動を停止し、同年6月30日、柴崎浩さんとともにWANDSを脱退。
WANDSはやりたいものではなかった
90年代にミリオンヒットを連発したWANDSですが、上杉昇さんにとっては意外にも不本意な時代だったようです。
ロックをやらせてもらえると思いきや j-pop路線でデビューさせられたのですから、その不満は徐々にたまっていったのでしょう・・
WANDSの後期にロック・グランジ・オルタナティブという自身の音楽性をダイレクトに表現するようになっていくと、デジタルポップ路線を望む会社側との間に食い違いが生じるように。
音楽番組ではジャケットスタイルで歌っていることが多かったですよね。
音楽性の変化が表れたのは10枚目のシングル「Same Side」。
見た目も最初のさわやか路線から変化していますよね。
歌い方も”ディストーションボイス”を使っていて、カッコいいのです‼(ディストーションボイスとは地声を歪ませて発声させたもの)
この曲は上杉昇さんのソロアルバム「SPOILS」でもカバーされています。
上杉昇さんにとってロックとは?
大雑把に言うと上杉さんにとってのロックってどんなもの?
上杉:うーん、わだかまりとか、そういう感じ。俺、ロックって泣き声だと思ってるんで。例えば怒りだったり。怒りっていうのは・・傷ついてダメージを受けて、その次に出てくるものっていうか
引用:ROCKINON JAPAN (1999年3月)
上杉昇が変貌していく!
上杉昇さんの見た目の変化を時系列でご覧ください・・
1997年11月、柴崎浩とのユニットal.ni.co(アルニコ)を結成。
1998年3月、シングル「TOY$!」でデビューし、以降シングル3枚・アルバム1枚をリリース。
ぅわ!これは凄いことになってますね、WANDS時代の原型をとどめていないと話題に・・・
歌はもちろんのこと、やりたくなかったラブソングの歌詞も書ける上杉昇さん、まさしく天才!!
デビューから32年間の集大成である全歌詞集が2023年12月20日より発売中です(本人歌唱曲はもちろん、提供曲も含めた約150曲がこの1冊に‼)
2007年、バンド”猫騙”結成
2007年、バンド猫騙(ねこだまし)を結成し、ライブ活動をスタート。
こちらは2014年当時・・どんな姿もカッコいい!?
こんな笑顔が見たかったんです… 若い頃はムッとして不愛想な感じでしたが、自伝によると、あの頃は極度に緊張されていたようです。
Lamigoモンキーズ主催の日本文化を紹介・体験する日本フェスタ「YOKOSO桃園」の一環として試合後にソロでミニライブを開催。
WANDS時代の楽曲「時の扉」「FLOWER」「世界が終るまでは…」の3曲を披露。
2017年、地元の横須賀市を舞台とした映画『スカブロ』で進藤組組長として映画初出演されています。
(この風貌なら組長、いけそうですね!)
2021年、若い頃と比べるとがっしりと恰幅がいい感じになられましたね。
2022年、デビュー30周年を記念して、ソロ活動としては初のベスト盤アルバム『永劫回帰Ⅰ』、『永劫回帰Ⅱ』を2枚発売。
WANDS時代、al.ni.co時代のカバー曲、猫騙とソロの曲で構成されています。
さいごに…
WANDS初代ボーカリスト上杉昇さんがバンドを脱退したのは、自身のやりたかった音楽と違う方向性のJpop路線に耐えられなくなったことが理由だったようですね。
脱退後のはじけた変貌ぶりには驚かされましたが、現在は自身の思いのままに活動されているようなのでよかったのではないでしょうか… 今後も応援しております!!
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